アラームサーバの設定
アラームサーバアクションの設定ダイアログの設定項目について解説します。
アクション仕様
|
ダイアログ
|
■基本設定
4
▪アラームフォルダ名
アラームを管理するための情報を保存するために使用する専用のフォルダです。複数のアラームサーバーを設定するときは、各サーバで個別のフォルダを指定してください。
アラームフォルダには、アラームを管理するための情報が保存されます。他のアラームサーバーと共用することはできません。必ずアラームサーバーごとにフォルダを作成してください。
アラーム履歴はalarm[yyyymmdd].csvという名前で、日付ごとにファイルにまとめられます。アラーム情報を削除したい場合は、削除を行いたい日付より古いファイルを消すことにより、古いアラーム情報を手動で消すことができます。「アラームファイルのメンテナンスを行う」をチェックすると、自動で古いアラーム情報を消すこともできます。
▪アラームファイルのメンテナンスを行う
自動的に古いアラーム情報を削除します。
▪PCの時刻が戻った時の処理(最終保存時刻より古いデータ保存要求があった時)
PCの時刻合わせ等で時刻が戻された場合の処理です。
時刻合わせなどで、PCの時刻が戻ってしまったとき、最終的に保存した時刻より過去のデータを保存するとアラーム処理に問題が発生する場合があります。そのため、PCの時刻を戻すことにより、最後に保存したデータの時刻より過去のデータを保存する可能性がある場合は「最終保存時刻に修正して保存する」(デフォルト)を選択してください。
|
|
■アラームマスタ
▪アラームマスタ
アラームマスタファイルのフォーマットにつきましては、「アラームマスターのフォーマット」を参照下さい。
|
|
■保存項目
アラームマスタファイルのフォーマットにつきましては、「アラームマスターのフォーマット」を参照下さい。
|
|
■メール
メールの設定方法については、「アラームメールを送信する」を参照下さい。
|
|
■状態監視
サーバ側で代表アラームをモニタリングする場合の状態監視設定を行います。詳しい設定方法については、「代表アラームをモニタリングする」を参照下さい。
|
|
■テキスト設定 (アラームサーバーアクションのみ)
▪フラッシュ設定
アラームサーバーアクションの場合、アラーム情報はテキストファイルへ書き込まれます。書き込まれるアラーム情報は、ここで指定した件数分まとめてハードディスクに書き込まれます。アラームの発生後、即座にファイルに書き込みたい場合には1を指定します。但し、1を指定した場合には、ハードディスクへ毎回アクセスすることになるため、HDDの負荷が大きくなります。
HDDの負荷を減らしたい場合はフラッシュの設定に2以上の数を設定してください。例えば30を設定すると、30個のアラームが発生した後でまとめてハードディスクへ書き込みます。フラッシュの設定に2以上の設定をした場合、サーバーが正常終了した場合であればメモリ上に残った情報は確実にHDDへ保存されますが、停電などによりPCの電源が切れた時など、何らかの原因でシステムが異常終了してしまった場合には一部のアラーム情報がHDDへ保存されない可能性があります。フラッシュ設定を有効にしてかつアラーム情報を確実に保存させたい場合には、UPS等を使用して停電時でもシステムが確実にシャットダウンされるようにして下さい。
|
|
■ODBC設定 (アラームサーバー(ODBC)アクションのみ)
▪データソース
共通設定の「ODBC設定」を参照ください。
データベースの選択で、「汎用」/「SQLServer」/「Oracle」/「MySQL」/「PosgreSQL」を選択します。汎用ではないデータベース製品を指定すると、それぞれのデータベース毎に処理が最適化され、各処理が高速化されます。
アラーム情報を保存するデータベースには、以下のフィールドが設定されている必要があります。フィールド名は必ず一致させてください。
フィールド名
|
フィールド型
|
ALARMDATE
|
日付型
|
ALARMTYPE
|
テキスト型
|
ALARMID
|
数値型
|
ALARMACK
|
数値型
|
ALARMRECOVER
|
数値型
|
ALARMCONDID
|
数値型
|
|