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概要
ここでは、複数のPLC間のデータをゲートウェイするサンプルについて解説します。
例えば、PLCが複数台存在する状況下で、リアルタイムあるいはトリガが発生したタイミングで、PLC間でデータを転送したい場合があります。そのような場面ではブリッジアクションを利用します。
使用アクション:ブリッジアクション
この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。
設定手順
タグ設定
1.タグを設定します。
タグ名 |
アドレス |
目的 |
U01.F01.T01 |
SD0000 |
転送元のタグ |
U02.F01.T01 |
D0000 |
転送先のタグ |
アクション設定
1.ブリッジアクション「A01」を設定します。
2.フィールドを追加して、転送設定を行います。
転送元タグ名:U01.F01.T01
転送先タグ名:U02.F01.T01
イベント設定
1.アクションを実行するための定周期イベントを作成します。今回は1秒ごとに値の転送を行います。実行アクションは「A01」を設定します。
動作確認
アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。オンライン後、U01.F01.T01の値が1秒周期でU02.F01.T01へ転送されることを確認してください。
ブリッジアクションには配列タグを指定することもできます。配列タグを使用することでまとまった領域の値をまとめて転送することができます。
この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。
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このサンプルでは定周期イベントによるリアルタイムな転送を行いました。例えば、あるビットがONした時のみ転送を行いたい場合などには、タグイベントをアクション実行のトリガとして使用します。 |