PLC間のデータ共有(データ転送)

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PLC間のデータ共有(データ転送)

概要

ここでは、複数のPLC間のデータをゲートウェイするサンプルについて解説します。

例えば、PLCが複数台存在する状況下で、リアルタイムあるいはトリガが発生したタイミングで、PLC間でデータを転送したい場合があります。そのような場面ではブリッジアクションを利用します。

 

使用アクション:ブリッジアクション

 

この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。

 

設定手順

タグ設定

1.タグを設定します。
c_action_0096
c_action_0097

 

タグ名

アドレス

目的

U01.F01.T01

SD0000

転送元のタグ

U02.F01.T01

D0000

転送先のタグ

 

 


アクション設定

1.ブリッジアクション「A01」を設定します。
c_action_0098
 
 

2.フィールドを追加して、転送設定を行います。
 
転送元タグ名:U01.F01.T01
転送先タグ名:U02.F01.T01
 
c_action_0099

 

 


イベント設定

1.アクションを実行するための定周期イベントを作成します。今回は1秒ごとに値の転送を行います。実行アクションは「A01」を設定します。
 
c_action_0100

 

 

動作確認

アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。オンライン後、U01.F01.T01の値が1秒周期でU02.F01.T01へ転送されることを確認してください。

 

hint

ブリッジアクションには配列タグを指定することもできます。配列タグを使用することでまとまった領域の値をまとめて転送することができます。

 

この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。

 

 

hint

このサンプルでは定周期イベントによるリアルタイムな転送を行いました。例えば、あるビットがONした時のみ転送を行いたい場合などには、タグイベントをアクション実行のトリガとして使用します。