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概要
ここでは、SQLを実行してDBの値を更新するサンプルについて解説します。DBにはODBC経由でアクセスを行います。本サンプルではinsertコマンドによるデータ追加とdeleteコマンドによるテーブルデータの削除を行います。
使用アクション:SQL実行(ODBC)アクション
この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。
設定手順
タグ設定
1.タグを設定します。
タグ名 |
アドレス |
目的 |
---|---|---|
U01.F01.T01 |
X0000 |
insertコマンドを実行するためのトリガとなるタグ |
U01.F01.T02 |
X0001 |
deleteコマンドを実行するためのトリガとなるタグ |
アクション設定
1.SQL実行(ODBC)アクション「A01」「A02」を設定します。
2.アクションのプロパティを開き、ODBC設定タブからODBCとSQLの設定を行います。SQLは以下の内容を設定します。
A01
INSERT INTO DATA_TABLE ( FIELD1, FIELD2 ) VALUES (1, 'abc'); |
A02
DELETE FROM DATA_TABLE; |
イベント設定
1.アクションを実行するためのタグイベントを作成します。今回は2つのアクションを使用するため、タグイベント「E01」「E02」の2つ用意します。
2.E01はU01.F01.T01がTRUEになったら、アクションを実行します。実行アクションは「A01」を設定します。
3.E02はU01.F01.T02がTRUEになったら、アクションを実行します。実行アクションは「A02」を設定します。
動作確認
アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。オンライン後、U01.F01.T01にTRUEを書き込み、サンプルデータベースに新規レコードが追加されていることを確認してください。その後、U01.F01.T02にTRUEを書き込み、サンプルデータベースのレコードが削除されていることを確認してください。
SQL実行(ODBC)アクションで使用できるSQLは、アクションに設定されたもののみであるため、オンライン後に流動的にSQLの構文を変更することはできません。 状況によって、SQLの構文を変更したい場合は、スクリプトVer2を使用する方法があります。「スクリプトVer2でDB連携」を参照して下さい。 |